病院を変えた話
病院
病院を変えました。
前の病院だって、すごく良い先生だった。心療内科、特に思春期外来の中では権威と呼ばれる先生で、いつもいつも忙しそうな先生だった。嫌いではなかった。
でも周りの先生や担任は、もうそこでは、僕のことは見きれないんじゃないかと言いました。
そして今日、別の病院に行ってきました。
すごく綺麗なところでした。
病院、それも鬱屈とした感情からはかけ離れているような、まるで喫茶店のような雰囲気のところでした。BGMも爽やかな、こちらに安心感を与えるようなもので、色調も暗くない色で統一されていました。
僕は慣れない雰囲気でソワソワしていました。
なぜ自分はここにいるんだろう、なぜ存在してしまっているのだろう、そうやって自らの起源について考えているとき、僕の名前が呼ばれました。
診療室も、まるで院長の書斎のような雰囲気でした。
いつも真っ白な無機質の診療室ばかり見ていた僕にとって、それはとても新鮮なものでした。
それから、院長から直接カウンセリングのようなものを受けました。
病院の院長とこんなに長く話すことは初めての経験で、僕はとても緊張してしまいました。
上手く答えられていたかわかりません。
目は泳ぎ、唾を飛ばし、手を何度も組み直しながら必死に取り繕ってなんとか人間としての体を保っていました。
院長曰く、ぼくは人より小脳の働きが悪いそうです。なので、人に合わせようとして疲れてしまう。それが僕の劣等感の主な原因という事でした。
昨日のODも、レキソタンは若干ハイになる薬なので気が大きくなり何錠も飲んでしまうことがあるそうです。酒を飲む感覚に近いとか。ふしぎなくすりだなぁ。
頓服はレキソタンからセパミン?にかわりました。
自殺願望を抑えるそうです、やったね。
しかし、普通に、当たり前のことのように「鬱病」といわれ、やっぱり人から言われるとそうなんだなって、少し思って悲しくなりました。その通りなんですけど。
ただ躁鬱の可能性もあるということで、これから一週間は様子見です。
昨日の未来日記
- 泣かない
- 頓服をのまない
どちらも達成できませんでした。
まず教室には入れなくて泣き、頓服を飲みました。
中3でこれって、果たして讃岐は無事に高校生になれるんでしょうか、心配です。
明日の未来日記は、とりあえず無事に学校に行くこと。だいぶハードル下げましたね。
でも人間としてのレベル的に、そのぐらいのほうが僕にとっては良いのかもしれません。
おやすみなさい。